MDMを運用代行!アウトソーシングサービスのメリットをご紹介

最終更新日: 2024.01.17
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場所と時間を選ばずに働くテレワークが浸透するのと同時に、モバイルデバイスの活用も進んでいます。しかしながら、管理する立場からすれば、導入するモバイルデバイスの数が増えるにつれて、管理業務に負荷がかかり、煩雑になる点は悩ましいものです。
そこで今回は、モバイルデバイスを効率的に管理できるMDMの概要とともに、運用代行サービスの利用を検討している方に向けて、利用のメリットや代行サービスで対応できること、重要なライフサイクル管理の考え方をご紹介します。

MDMとは

MDMとは「Mobile Device Management」の略であり、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスを一元管理するシステムのことをいいます。

MDMにはモバイルデバイスを効率的に管理するためのさまざまな機能が搭載されています。主に、モバイルデバイスの一括設定管理や遠隔操作・制御、利用者報の収集、運用管理などの機能があります。

MDMを利用することで、手作業による手間の削減や人員コスト削減につながるのはもちろんのこと、モバイルデバイスによるセキュリティリスクの低減を実現できます。

MDMは自社で運用する方法のほか、運用代行サービスも存在します。MDM運用代行サービスでは、自社に代わってMDMを専門家が運用します。

MDM運用代行でできること

MDM運用代行サービスが代行する業務は、サービス提供事業者によって大きく異なります。そこで、MXモバイリングが提供するMDM運用代行も含む「キッティング/導入・運用支援(LCM)サービス」を元に、業務内容をご紹介します。

MDMの選定・導入

MDMを選定し、導入する業務です。どのような機器を導入するかによって、利用するMDMは変わってきます。そこで、導入する機器やサービス利用会社にとって最適なMDMを選定し、導入します。

運用設計・ポリシーの設定

MDMやモバイルデバイスの運用にあたって必要なセキュリティポリシーや運用ポリシーの策定、および運用手順の設計などを行います。これにより、効率的な運用が可能になります。

モバイルデバイスの選定・導入・キッティング

必要に応じて、MDMで管理するモバイルデバイスの選定と導入を行います。このとき、初期設定やアプリケーションのインストール、セキュリティ設定などの各種キッティング業務も実施します。

盗難・紛失時のサポート

運用時には、モバイルデバイスの盗難・紛失等が発生した場合に問い合わせをすれば、対応してくれるサポートデスクの業務を行います。万が一、従業員がスマートフォンを紛失してしまったというときにも、MDMを利用して遠隔から端末ロックやデータ消去などを行い、情報漏洩リスクを低減します。

社内問い合わせ対応

モバイルデバイスを利用するにあたって、従業員からの「操作方法がわからない」「アプリケーションが動かない」「ログインできない」といった問い合わせに対応する業務を行います。これにより、従業員は滞りなくモバイルデバイスを利用した業務を遂行できます。

保守・修理対応

万が一、モバイルデバイスに故障が発生した際には、修理や廃棄などの対応を行います。必要に応じて代替機の提供や機種変更なども担います。

廃棄

モバイルデバイスが不要になったときや、故障したときなどには、適切な廃棄対応を行います。廃棄の際にはモバイルデバイス内のデータ消去が必要になるため、最適な方法でデータ消去の業務を行います。

MDM運用代行サービス利用のメリット

企業がMDM運用代行サービスを利用するメリットをご紹介します。

MDMの機能を最大限に活用できる

MDMのシステムを利用するには、ある程度の専門知識が求められます。MDMは、モバイルデバイスを一括管理するための管理者が利用するツールであるためです。またMDMは複数のセキュリティ対策機能を備えていますが、専門知識がなければ十分な運用がむずかしくなります。MDM運用代行サービスを利用すれば、専門知識のあるプロが、MDMの機能を最大限に活用して運用してくれるので、モバイルデバイス管理自体が有意義なものとなり得ます。

24時間365日体制のサービスならより安心

MDMは、モバイルデバイスの万が一の紛失や盗難などが起こった際に、遠隔からのロックやデータ削除などが可能です。MDM運用代行サービスの中には、24時間365日体制で運用してくれるサービスもあるため、万が一のときに便利です。

煩雑な社内問い合わせに対応してもらえる

よくあるMDM運用の課題として、従業員から寄せられるモバイルデバイスについての問い合わせ対応の負荷が高いということがあります。MDM運用代行サービスの中には、社内問い合わせに対応してくれるとサービスもあるため、代行サービスを利用することで、業務負荷が低減できます。

デバイス大量導入などの際にスムーズに対応できる

人員増加などを機にデバイスを大量に導入するようなケースでは、MDMをフル活用して導入設定や運用を行いたいものです。しかしMDMの操作に不慣れだったり、十分に機能についての知識がなかったりする場合には、無駄に時間を要する恐れがあります。そのようなときに、MDM運用代行サービスを利用すればプロがスムーズに対応してくれるというメリットが得られます。

端末管理に重要なライフサイクル管理

MDM運用代行サービスを選定するときには、ただモバイルデバイスをMDMで管理する業務だけでなく、ライフサイクル管理としてトータルで対応してくれるサービスがおすすめです。

ライフサイクル管理とは

ライフサイクル管理とは、「LCM(Life Cycle Management)」とも呼ぶIT機器の管理手法です。

企業が導入するIT機器の製品選定を含めた調達から導入、運用、廃棄に至るまでのライフサイクルを通じた管理を行うことを指します。

ライフサイクル管理を実施することで、各プロセスが可視化でき、管理がスムーズに進みます。また、管理業務に無駄がなくなるため、トータルでの管理コストや手間の削減につながります。

ライフサイクル管理の重要性

モバイルデバイスを業務利用する際には、単なるデバイス管理では対応しきれないことが起きてきます。例えば、従業員の不正利用や紛失・盗難リスク、ネットワークセキュリティによるウイルス感染やサイバー攻撃のリスクなど幅広いリスクに対応しなければなりません。そのためには、導入時からセキュリティポリシーの策定から効率的な運用体制の構築・検討が必要です。

MDM運用時においても、ライフサイクル全体を意識して管理することをおすすめします。MDM運用代行サービスを利用する場合は、ライフサイクル全般を代行してくれるサービスを選びましょう。

まとめ

MDM運用代行サービスは、社内のモバイルデバイスの効率的な管理に役立ちます。導入を検討される際には、ぜひライフサイクル管理を行っているMXモバイリングのLCMサービスをご検討ください。

キッティング/導入・運用支援(LCM)サービスの特長

スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスの導入を企画・運用設計からキッティング、保守、廃棄まで一貫して対応するライフサイクル管理を、MDMを活用しながら行います。

導入後も、お客様の管理部門の業務代行として弊社コンタクトセンターで、 導入したモバイルデバイスの基本操作から、故障時の受付や、受発注業務の運用を代行します。

24時間365日の紛失対応も可能であるため、貴社の業務負荷を減らし、安心の体制でサービスをご提供します。

詳細はサービス紹介ページをご覧ください。

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