itsmoBPO 導入事例
株式会社日本触媒 様

約1,800台のデバイス管理実務を「ほぼゼロ」へ
自社運用から脱却し、組織の未来を創るコア業務へリソースを全投入

itsmoBPO 導入事例 株式会社日本触媒

(左から)
株式会社日本触媒 DX推進本部 IT統括部 高岩様、田中様
株式会社日本触媒 総務人事部 総務部 松本様
MXモバイリング株式会社 近森、香川

株式会社日本触媒 様

  • 業種: 製造業(総合化学メーカー)
  • 導入サービス:
    itsmoBPO(イツモBPO)
    itsmoSaver(現:itsmoSaverONE<イツモセーバーワン>)
  • 運用管理デバイス数: iPhone 約1,300台、Android 約500台
  • 導入開始時期: 2024年3月

導入サービス

 導入の背景 

同社では従来、拠点ごとに異なる通信キャリアと契約し、運用ルールや管理手法も各事業所の総務部に委ねられていました。
しかし、オフィスの環境整備に伴う固定電話の廃止と、1人1台の内線機能付きスマートフォンの貸与を決定したことで状況が一変します 。
急増する管理台数に対し、Excelを用いた資産管理や自社キッティングが限界を迎えたこと、さらには拠点間を跨ぐ運用の統一(ガバナンス強化)が急務となったことから、外部ベンダーへのアウトソースを決断。
これに対し当社は、通信キャリアと連携した共同提案を実施。特に、グループ各社や拠点ごとに複雑化していた請求管理の一本化と、専門知見に基づく運用設計が評価され、採用に至りました。

 スマートデバイスの運用管理で直面していた課題 

  • 拠点ごとの分散管理による「全体像」の不透明さ
    事業所ごとに契約キャリアや運用方法が異なり、全社的な利用実態やコストの把握が困難な「拠点最適」の状態に陥っていた。
  • 台数急増に伴う管理リソースの限界
    従来は400〜500台規模を実質1名の担当者が自社キッティング、Excelで管理していたが固定電話の廃止と内線機能付きスマートフォン貸与により、配布台数が一気に増加。台数急増に伴い設定漏れや管理ミスを防げないという危機感があった。
  • 定型業務の肥大化による、本来注力すべき業務の圧迫
    紛失対応やキッティングなどのスマートデバイスの管理実務はITリソースを大きく消費する一方で、組織としての新たな価値創出に繋がりにくいという側面があった。PC管理等のアウトソースが進む中、スマートフォン管理だけが属人的な手作業として残り、本来のミッションである戦略的な業務を圧迫していた。

 解決のポイント 

  • itsmoSaver(現:itsmoSaverONE)による請求・契約管理の一本化
    事業所ごとにバラバラだった通信キャリアとの契約や窓口をitsmoSaver(現:itsmoSaverONE)へ集約。最大の選定ポイントとなった「煩雑な請求取りまとめ」をitsmoSaver(現:itsmoSaverONE)が代行し、また全社的な利用実態とコストの可視化を実現。
  • BPOサービスによる運用実務の包括的なアウトソース
    特定の担当者に負荷が集中していたスマートデバイスの管理体制を、当社へアウトソース。キッティングから配送、24時間365日の紛失受付、故障対応までをアウトソースすることで、組織としての安定した運用基盤を構築。
  • 専門知見に基づくセキュリティポリシーの再構築とガバナンス強化
    専門的な知見を取り入れ、全社統一のセキュリティ基準や運用ポリシーを再定義。あわせて、そのポリシーを確実に運用へ反映させるためのMDM設計・再構築を実施。従来の拠点ごとの個別運用から、組織として一貫した高度なセキュリティレベルを維持・管理できる体制へと刷新。

 導入の効果  

  • itsmoSaver(現:itsmoSaverONE)による利用実態の可視化と事務工数の削減
    itsmoSaver(現:itsmoSaverONE)を通じて各拠点の利用状況や費用明細がクリアになり、拠点ごとに断片化していた管理体制を統合。プラットフォーム上で一元管理することで、毎月の請求処理工数を大幅に削減。
  • BPO活用による管理工数の大幅な削減と「心理的負担」からの解放
    実質1名で支えていたスマートデバイスの管理実務がほぼゼロに。BPOサービスという確実な「仕組み」で運用することで、急な増減やトラブル時も、担当者の負荷を増やすことなく高い品質を維持。
  • IT部門の本来のミッション(戦略業務)への注力
    価値創出に繋がりにくかった定型的な実務をアウトソースしたことで、ITリソースをデジタル化の推進やDX施策の立案といった、組織の未来を作る「コア業務」へのシフトを実現。
  •  導入の背景・課題 

台数急増に伴うデバイス管理の限界と、運用体制刷新への決断。

━ まず、今回のプロジェクトが始まった背景について教えてください。

日本触媒様:
元々は拠点ごとにバラバラのキャリアと契約し、管理も各事業所の総務に任せきりの状態でした。しかし、固定電話をなくして内線機能付きスマートフォンを1人1台配布しようという試みが始まり、状況が変わりました。一気に台数が増え、もはや自社で対応できる規模ではなくなったのです。

━ 具体的に、どのような点に危機感を感じていらっしゃったのでしょうか。

日本触媒様:
実はそれまで、400〜500台規模のデバイスを実質1名で管理していました。Excelでの台帳管理や、一つひとつ手作業で行うキッティング・・・。世の中でDXと言われている中で、あまりに現場の負担が大きすぎましたし、一人で何百台も設定していれば必ず漏れやミスが出ます。セキュリティの観点からも、この運用の継続には限界を感じていました。

  •  選定の決め手 

付加価値を生む業務へシフトするために。

━ アウトソースという手段を選ばれた最大の理由は何ですか。

日本触媒様:
デバイス周りの運用管理は、ITリソースを最も消費する一方で、定型的な作業が多く、そこから新しい価値を生み出すことが難しい分野でもあります。紛失対応や設定に追われる日々をゼロにし、より生産的な業務に時間を割きたいと考えました。PCの管理などは既に外注化を進めていましたが、最後まで属人的な実務として残っていたのがスマホだったのです。

━ 多くの選択肢がある中で、当社を選ばれた決め手は。

日本触媒様:
大規模な管理を一本化するにあたり、最も大きな壁だったのが「バラバラな請求の処理」でした。itsmoSaver(現:itsmoSaverONE)というプラットフォームは、煩雑な請求管理をバックエンドでしっかり取りまとめて可視化してくれる。この仕組が、選定のキーポイントとなりました。営業担当のお二人の人柄にも魅了されました(笑)。
単なる「人による代行」ではなく、信頼できるプラットフォームと専門知見を組み合わせた体制に乗ることが、最善だと考えました。

  •  導入後の効果 

スマートデバイス管理実務がほぼゼロに。本来のミッションへ注力できる環境を構築。

━ 導入後、運用体制はどのように変化しましたか。

日本触媒様:
IT側の実務はほぼなくなりました。以前は紛失のたびにApple IDを一つひとつ探して、iCloudから位置特定を試みるなど右往左往していましたが、今は紛失窓口に電話一本入れるだけでロックがかかる。あまりに手離れが良すぎて、こちらで調べられなくなったことに少し戸惑う(笑)ほどですが、管理者・利用者ともに安心感は格段に高まりました。

━ 部門ごとに見ても、ポジティブな変化があったのですね。

日本触媒様:
そうですね。総務の視点では管理の精度が上がり、IT部門の視点では運用業務が大幅に削減できた。それぞれに違う角度で大きな導入効果を実感しています。

━ 営業担当者とのやり取りで、特に印象に残っていることはありますか。

日本触媒様:
仕組みを動かす「対応力」には本当に助けられました。(導入)当時、毎週のように密に時間を取って対面で打ち合わせを重ねていただきました。デバイスの運用を相談するのに、足繁く通って対面で向き合っていただける安心感は大きかったです。

急な相談へのスピード感も印象的です。半年ほど前にiPhoneからAndroidへ移行したいと相談した際も、すぐにプロジェクトを立ち上げてスムーズに動いていただけました。拠点ごとに特色や違いがある複雑な状況下でも、常に丁寧に伴走していただける。仕組みの合理性はもちろんですが、こうしたトータルでのサポート体制があったからこそ、頭を抱えて悩むようなこともなく、今日まで安定した運用が送れているのだと感じています。

  •  今後の展望 

グループ全体への展開と、あらゆる情報機器の一元管理という理想へ。

━ 現在、グループ会社様へも展開が進んでいますが、今後の展望をお聞かせください。

日本触媒様:
グループといっても規模は様々ですが、やはり一定の台数を抱えている会社は、私たちと同じ悩みを抱えています。実は、国内グループ会社のIT部門が集まる連絡会でこの仕組みを紹介したところ、非常に大きな反響がありました。課題を話すと「まさにうちも困っている」と、皆さんの食いつきが違うんです。
今後も興味のあるグループ会社にはこのナレッジを共有していきたいと考えています。

━ 最後に、今後のMXモバイリングに期待することは。

日本触媒様:
理想を言えばスマートフォンだけでなく、PCも含めた情報機器全体を一元管理できるのが一番だと思っています。総務で管理しているスピーカーやプロジェクターといった備品の管理についても意外と大変なんです。特に研究拠点などでは数も多く、故障のたびに総務が走り回って対応しているのが実情です。

こういった、あらゆるデバイスの運用や資産管理を一つの仕組みで統合できれば、管理効率はさらに高まるのではないでしょうか。


お客様プロフィール

株式会社日本触媒

【企業紹介】
1941年の創業以来、独自の触媒技術を核に、多様な化学製品を世界に提供し続ける総合化学メーカーです。
特に紙おむつの原料となる高吸水性樹脂(SAP)においては世界トップクラスのシェアを誇り、「TechnoAmenity ~私たちはテクノロジーをもって、人と社会に豊かさと快適さを提供します」を企業理念に掲げています。現在は国内のみならず、欧米やアジアなどグローバルに拠点を展開。紙おむつ以外にも衣料用洗剤の原料など、実は身近な生活用品の多くに同社の技術が活かされています。「目には見えないけれど、世界を支えている」という自負を胸に、独自の技術力で持続可能な社会の実現に貢献し続けています。

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